2008年12月27日

仕事納め

波乱万丈の2008年が終わろうとしている。私も昨日で仕事納め。ギリギリになって翻訳依頼があったり、会議があったりで相変わらずバタバタしているうちに終わってしまった。でも昨今の厳しいニュースを聞いているとあまり浮かれた気持にはなれない、というのが正直な気持ちだ。コスト削減、新規採用凍結、人員削減案などといった資料を訳したり、会議の通訳に入ると気持も沈みがちになることも多かった。

こういうときはやっぱり気持を引き締めて、自分のスキルアップをしなければ、と思う。先日友人もいっていたけれど、どんなに不景気になっても会議はあるし、外人と日本人のコミュニケーションはなくならない。しかし声がかかったときにいつでも出動できるように準備しておかなければと思う。通訳の勉強って本当に終わりがない。やればやるほど自分の欠点が見えてくる。今年私は通訳者として上達したのだろうか。よりよい訳出をすることができたのだろうか。どうやればもっと上手になれるのだろうか。どうしたら自然な訳出ができるのだろうか。来年は自分が納得できるようなパフォーマンスの回数を増やせることができるだろうか。あれこれ自問自答しながら、今年も暮れようとしている。
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2008年12月20日

澄んだ瞳

私の上司のワンマンぶりは有名である。それでも最近は少し大人しくなってきたかなあ、なんて思っていた私の考えはどうやら浅はかだったようで、ここ数週間の彼の傍若無人な振る舞いに周りはきりきり舞いしている。上司は何というか若年性健忘症らしく、とにかく自分の発言や部下の報告を忘れてしまうのだ。いくら話しても「そんなこと言っていない!」「そんなこと聞いていない!」を連発するので部下は本当に困ってしまう。先日のランチでも彼の健忘症の話が出た。そうしたらある部長が「何度言っても、聞いてない、って言うから本当に頭にくるんだけど、聞いていない、って言ったときの彼の顔を見るととっても澄んだ眼をしているんだよね。あれを見ると、あーこの人本当に覚えてないんだ、と思って怒りたくても怒れなくなっちゃうんだよね」といっていた。実は昨日も「聞いていない」発言をしたので私は思わず彼の顔を見てしまった。でも澄んだ眼かどうかはわからなかった…。私は確信犯のような気もするけど。
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2008年12月07日

It doesn't sound natural

先日の記事についていくつかのコメントをいただいたが、友人とランチをした際にさりげなさと共に「自然な表現」が話題になった。私もよくオーストラリアでit doen't sound naturalという言い方を先生からされたがこれは純ジャパにとって永遠のテーマである。たとえば英語の流れを重視すると本来の日本語と少しずれてしまったり、情報がきちんといれられなかったりする。正確性を重視すると英語としてぎくしゃくしてしまったり自然な表現ではなくなってしまう。翻訳なら二つの側面を考えた訳出をすることができるかもしれないけれど、スピード勝負の通訳はそうはいかない。じゃあ、どちらをとるかを考えるとやっぱり仕事として受ける以上は正確性を重視すべきだと思う。(もちろん両立できれば最高だけれど)ただこの間ふと、コロケーションの問題なのかもしれないなと思った。単語と単語の相性が合えば、多少英文としていびつでも自然に耳に入ってくるのかもしれない、単語の相性が悪いと「不自然」に聞こえてしまうのかもしれない。電子辞書には単語同士の相性は載っていないからやっぱり英語をたくさん読むしかないのだろうけど、この単語同士の相性(コロケーション)を注意してみればすこしはぎこちなさが解消するのかもしれない。
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2008年11月30日

通訳者に感動

通訳の現場や学校で他人の通訳を聞いて感動することがしばしばある。自分では絶対思いつかないような表現や単語に出会うと心から感動する。でも先日の授業を担当してくださった先生が与えてくれた感動は、今までとは少し質の違うものだった。パフォーマンスそのものは派手ではない。先生の通訳をたくさん聞いたわけでもない。でも先生の通訳者としての「さりげなさ」に感動した、といったらわかってもらえるだろうか。先生は私が今までに出会ったことのないタイプの通訳者だったので非常に興味をそそられて友人にあれこれ聞いたら、ある通訳者が以前先生とペアを組んで仕事をした際、先生があまりにも見事なパフォーマンスをされたので自分の番が回ってくるのが恐ろしい、と思ったそうだ。お聞きしたところ25年以上の通訳キャリアがあるという。25年経ってあそこまでの域に達することができるのであれば25年頑張ってみたい、と思わせてくれるような先生だった。
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2008年11月22日

同通ブース初体験

中国での会議が終了、昨晩帰国した。今回はいろいろな意味で反省することが多い仕事だった。本会議ではスピーカーの数が非常に多かったため、半数以上から事前にスクリプトを入手することができたけれど、スピーカーの話を聞きつつ、スクリプトを眺めつつサイトラするのがこんなに難しいとは思わなかった。先日の授業でも思ったけれどスクリプトを見てしまうと耳がおろそかになってしまうしアドリブが入ったときに対応できない。聞くほうに集中すると情報が落ちてしまう。結局どっちつかずの訳になってしまったケースがしばしばあった。そして今回初めて同通ブースに入った。通常はスピーカーの傍で通訳をしているので遠くからスピーカーを眺めつつ訳すのは少し不思議な感じがする。そして同通ブースは噂には聞いていたが本当に狭くて薄暗い。でも逆にこの薄暗さが集中力を高めてくれるのかもしれないとも思った。…それにしても通訳の種類って本当に沢山あるんだな。私がやっている通訳はほんの断片に過ぎないのかもしれない。
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2008年11月20日

機内食に感動

本当に本当に久しぶりの海外出張で中国に来ている。でもほとんど会場とホテルの往復のみなので、「海外」を楽しむ余裕が全然無い。部屋に帰ってからも延々と資料を読んでばかりなので、フリーランスの人って本当に大変だな、と改めて感じる。これが毎日だったら…私だったら脳みそが破裂してしまうかもしれない。
ところで今回のフライトはキャセイだったが私はここの機内食に心から感動した。私は肉類を食べないので機内食は通常ベジタリアンを頼む。でもこのベジタリアン食というのは本当に味気ないし、美味しくないことが多い。先日ユナイテッドを利用したときは美味しくないどころか、不味すぎて食べることができなかった。しかしキャセイのベジタリアン食、非常に美味しくて思わず完食してしまった!パスタもソースはしっかり味が付いているし、サラダも新鮮だったし、パンなんか温めてあったし。以前も確かキャセイに乗って飲茶系の機内食がでて感激したが、今回もとても豊かな気持ちにさせてもらった。今から帰りの機内食を楽しみにしている。
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2008年11月16日

私の英語はそんなに聞きづらいのか

純ジャパにとってきれいな日英を出すのは永遠の課題だとは思うけれど、昨日の授業で先生に厳しいコメントをされて、本当に落ち込んでしまった。確かに情報がたくさん詰まったスピーチでは情報を落とさないようにするだけで精いっぱいで、聞きやすい英文にするところまで頭が回らなかったり、文法のミスを犯してしまうことが多い。もちろんそれではいけないのはわかっているけれど残念ながらこればっかりは一朝一夕にはできない。単数/複数、冠詞、時制を正確に操ることは、私が通訳者として仕事をする上での最大の難関である。もちろん努力は続けるけれど私が望むようなレベルにはもしかして一生到達できないのかもしれない…、と弱気になってしまった。先生は悪気があったわけではないと思うけれど、雰囲気として「あなたの英語は耳障りだから聞きたくないのよね。」というメッセージが伝わってきた。はあ。もう二度とこういう気持ちにはなりたくないと思っていたんだけどな〜。(つまり自分のダメさを突っ込まれて、通訳やめたくなるような感じ)これも乗り越えなければいけない壁なのだろうか。
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2008年11月09日

個人の時代?

通訳学校の仲間と話しの中で、エージェントの質に関する意見が出た。どうやら最近エージェントの営業の質が非常に落ちているらしい。通訳者の手配をするために最低限必要な内容(逐次なのか同通なのか、英日が多いのかその逆なのか、スピーカーは日本人なのか外国人なのか)すら知らずにただ通訳者を派遣することも割と多いことがわかった。私は今の会社で外部通訳を手配する場合は友人または友人を通じて紹介してもらった人に直接依頼する。特に通訳学校を通じての知り合いだとだいたいのレベルがわかるし、同じ通訳学校の生徒や卒業生だと通訳のスタイルも合わせやすいことが多い。話を聞いてみると最近仕事の依頼は直接、というケースも結構増えてきたように思う。もちろん直接だと料金交渉も含め数々のリスクも伴うけれど、もともと単発の場合はドタキャンあり、現場でのハプニングありとリスクはつきものだ。携帯、インターネットとこれだけコミュニケーションツールが発達する中、これからはエージェント一辺倒というわけにはいかなくなってくるだろう。そうすると仲間同士のネットワークをより緊密にし、お互いにとってメリットとなるような仕事の依頼・受注の割合が増してくるのかもしれない。依頼するほうも誰が来るかわかるから安心して任せられるし、受注する通訳者のペイも上がるし、こういった形がどんどん増えてくるといいなと思う。
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2008年11月06日

戦う通訳者

皆様、励ましのコメント、メールありがとうございました。とにかくいじけていたって始まらない。自分の労働環境を変えるには自分が変わるしかない、と立ち上がることにしました。

まずは通訳という仕事に対する理解者を増やす努力を始めた。辛くても平気な顔をしていると平気なんだ、と思われてしまう。そのまま何となく流れてしまって、でも私の中では誰もわかってくれないという不満がつのる。この悪循環を断ち切るために通訳の仕事の大変さ、本来あるべき通訳の使い方、通訳者という立場に関して説明し、配慮とサポートをお願いすることによって支援の輪を広げることにした。
そして外部通訳の必要性を訴えた。「このままでは私の喉がおかしくなってしまいます。」と真剣に訴え2時間以上の会議には外部通訳を入れるという以前のスタイルを要求した。
そして簡単なことだけど、できないときはできない、と正直に言うことにした。英語が話せる人だって沢山いる。自分が疲弊しているときは、できるだけ直接コミュニケーションをとってもらうようにした。

ちょっとのことで精神的にラクになったり苦しくなったりする。自分を大切にするために、毎日楽しく仕事をするために、そして通訳者の使い方を理解してもらうために、戦いの日々は続く。
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2008年11月03日

八方塞がり

今週は三連休でよかった。とにかく疲れ切った心と体を少しでも癒そうと思う。最近またハードな日々が続いていて結構ボロボロである。外部通訳が雇えなくなってシンドイなと思っていた矢先、challengingな上司の秘書が彼と喧嘩をして突然その日をもって辞めてしまったため(二人とも大人げなさすぎ)、彼女にお願いしていた翻訳まで一気に私のところに来るようになってしまったからもうメチャクチャ。私の許容量を超えてしまった。特に最近英日の同通も増えたため2時間の会議にフルで入ると相当疲れるようになった。これが一日2本連続で入ったらもうヘロヘロ。他の社内通訳の人はどうしているんだろうと思って何人かの友人に聞いたらほとんど2名以上の体制なので1名体制は私だけだった…。ここ3週間くらいは週末は在宅で翻訳をすることが多い。これはまずいなあ。こんなペースで仕事をしていたら本当に仕事をするのがいやになってしまう。でもどうしたらいいのか、わからない。仮病でも使って休んでみようかしら、なんてことまで考えてしまう。
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2008年10月26日

PC、取り替えちゃった…

真っ赤な色のパソコンを買って大満足だった私だけれどこの蜜月は長くは続かなかった…。今週かなりの翻訳があり、週末は在宅で仕事をすることになったが大問題が発生した。FMVには右側にテンキーがついている。つまりエンターキーやバックスペースキーの場所が通常の場所と違うのだ。キーボードの配置が違うとここまで仕事がはかどらないとは夢にも思わなかった。とにかく使いづらい。どうしようもなく使いづらい。デザインはとても気に入っているけれどこれでは仕事に支障がでてしまう。というわけで私は泣く泣く量販店にいって別の機種に買い替えることにしたのだった。でもお店で見てみると私がなぜFMVを選んだのかよ〜くわかった。デザインではダントツでかっこいい。これでテンキーさえなければなあ…しばらく使っていれば慣れるかもしれない…いや、やっぱり相当使いづらいよ…でもなあ…。お店でさんざん自問自答した揚句、やっぱり別の機種を購入することにした。ううう、さようなら。FMV。翻訳の仕事なんてしなくてもいい人に買ってもらってね。

そして私は今このブログをdynabookで作成している。…うん。使いやすい。やっぱりこれで正解だった。(ということにしておこう)
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2008年10月21日

PC、買っちゃった

今のパソコンとも5年以上の付き合いとなるが、最近とみに速度が落ちてきた。もしかしてある日突然クラッシュしてしまうのではないかしらとの懸念もあって、このたびPCを新調した。今まではダイナブックだったけれど今回はFMVの赤いやつ。(色とデザインに惹かれてしまったのは否めない…)本当はインターネット接続も光ケーブルにしようかと思ったけれど、とりあえずは今の環境で様子を見ることにした。新しいPCにはあまり余計なアプリケーションは入れずにサクサク処理できる状態を維持しようと思う。当分は2台を併用してスカイプなどは古いPCを利用するつもり。それにしても高い買い物だなあ、と思いながらも新しいPCにはいつもワクワクする。
posted by バナナマフィン at 13:23| Comment(2) | TrackBack(0) | 2008年 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月15日

…久々のため息

「マフィンさん、さっき通訳中に思いっきりため息ついてましたね」といわれた。しまった、という思いと仕方ないよ、という思いが交錯する。経費削減が更に強化され、先月あたりから外部通訳の手配がしにくくなった。外人の数が増えているのに通訳・翻訳要員が増えない、という状況の中で私の作業量もかなり増えてきている。通訳という仕事を始めた当初はあらゆる会議に挑戦したくてとにかく質より量で勝負、みたいなところもあったが最近はちゃんとした環境でいい仕事がしたい、という思いが強い。でもそのちゃんとした環境を整えるのが本当に難しい。所詮社内通訳は酷使される運命なのかしら。「二時間以上の会議の際は外部通訳を手配してください。休憩をとらせてください」という私の声はあっけなくかき消されてしまった。(ちなみに先日のスケジュールは9時から11時まで同通、午後2時から6時まではウィスパリングと逐次で会議3件休憩なし、という一日だった)結局こうやってやっつけ仕事を続けるしかないのだろうか。ただ普通に、いいパフォーマンスをしたいと思っているだけなのに。はあ。やっぱりため息をついてしまう。
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2008年10月10日

gut feeling

本日の会議の中で私の上司が「前年と比べると9月の問い合わせの件数はどれくらい違いがあるのか?」という質問をしたところ担当者が「(データは持っていないのですが)感覚的にはそれほど違いはないと思います」と答えたので感覚的という言葉を“gut feeling”と訳したら、上司が「感覚で物事を言うな!」と怒りつつも、でもその表現が気に入ってしまったらしく今度は会議中本人がgut feelingを連発していた。(例えば誰かが発言すると上司はI have a gut feeling that you are rightなどと笑いながらコメントをしていた)うまくいえないけれど、何か嬉しかった。自分の訳がうまくツボにはまったというか、その表現ひとつで会議の張り詰めていた空気が変わり、茶目っ気のある雰囲気になったことに一人ひそかに感動していた。でも残念ながら会議ではこの感動を誰とも共有することができなかったので、ここに記すことにする。
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2008年10月08日

納得のいく説明

英語には日本語に訳しにくい単語がいろいろある。commitmentとかintegrityとか。前者は新聞などでも良く使われるので最近はコミットメント、とカタカナで通してしまう場合もよくあるように思う。社内会議の中で頻繁に使用されるjustifyという単語も私にとっては結構訳しづらい単語である。辞書には「正当だと理由づける、十分な根拠を示す」などといった訳が書かれているが、会議の中で一般社員に向かって「その正当性を証明してください」といっても相手はピンとこない。今まであれこれと考えながら訳していたが、なかなか自分の中でこれだ、と思えるような訳出ができなかった。自分の訳はいつも英語の意味と少しずれているような気がしていた。ところが先日突然ひらめいて「納得がいくように説明してください」という訳にしてみたら今までで一番英語の意味に近づいた訳になったような気がした。もちろん文脈によってはこの訳が適切でない場合もあるけれど、私が通訳する会議で使用される際のjustifyはこれで通用する場合が非常に多い。この訳が絶対、とは思わないけれど当面は「納得のいく説明」でいってみようかな、と思っている。(ちなみにI don't feel comfortable with this,も「納得がいかない」でいけるケースが結構ある)
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2008年10月04日

Job description

私には現在二人の上司がいる。一般企業でいうところの社長(challengingな上司)と副社長(easygoing君)である。もともとの私の肩書きは副社長付アシスタント。ただchallengingな上司の着任後、彼の秘書の選定に思った以上に時間がかかったことと、二人が同じ会議に出席することが多かったこと、などから実質私は二人の通訳を担当していた。とはいえ私の中での本当の上司はあくまでeasygoing君であり、challengingな上司に対しては「ついでに」面倒を見ている、という感覚であった。でもchallengingな上司にとってはそうではなかったらしい。先日「君はエグゼクティグ・オフィス付の通訳であり、easygoing君のアシスタントではないのだから彼のための雑務をしてはいけない」といわれてしまった。「あの〜、私は副社長付のアシスタントで、雇用契約にもそう書いてありますけど…」といったら「ノー!」といわれ、人事に相談したところ結局私の雇用契約の内容を変えることになり、私は「エグゼクティブ・オフィス」付の通訳となってしまった。(ちなみに職務内容変更に伴う賃金見直しなし…)あ〜あ。別に特に今までとやることが変わるわけではないけれど、今までは「私はeasygoing君のアシスタントだから」という思いを支えにしてきたのに、それが無くなってしまった。履歴書的にはエグゼクティブ・オフィス付通訳、のほうがいいのかもしれない。でも「これで逃げられなくなってしまった」という感覚のほうが私の中では強い。
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2008年10月02日

フランス人が怖い

私の職場にはアメリカ人が一人もいない。これはとても珍しい状況だと思う。今までアメリカ英語が主流だったのでイギリス英語、オーストラリア英語がメインになっているというのは大変興味深い。特別に単語を使い分けているつもりはないけれど、やっぱり少しイギリス寄りになっているのかもしれない。(オーストラリアに行っててよかった…)それから最近なぜかフランス人の人口が増えている。フランス系の会社でもないのに3人もフランス人がいる。このフランス語訛りの英語の通訳は非常に辛い。とても辛い。どうってことない単語なのに、わからない。この間もサンプル、サンプル、といっているけれど文脈的に考えてもおかしいな、と思ったらシンプルだった。何回聞いてもサイナ、と聞こえるけれどこれはチャイナだ、と頭の中でインプットしないと訳せない。インド人の英語よりはいいかもしれないけれど、でもフランス人の英語の同通も結構、つらい。
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2008年09月26日

久々の出張

今の職場では出張というものが全く無く、外出好きの私は閉塞感を感じることが以前からたびたびあったが、このたびめでたく初出張と相成った。水曜日から3日間の全国会議で100%同通を3人の通訳で回す、という内容。メインは英日の同通になると聞いてかなり緊張したけれど心優しいパートナーに恵まれて何とか乗り越えることができた。パフォーマンスに関しては反省しなければならないことが沢山あるけれど、まずは無事に乗り切れたことを喜びたい。それにしてもパートナーがいるっていいな。わからない部分があると横からメモが飛んでくるし、とにかく15分頑張れば交代できる、という目標があるから自分の所は集中できる。3人だと15分ははしっかり休めるというのもとてもいい。内容が盛りだくさんでヘビーだったけれど、久しぶりの緊張感を味わえて嬉しかった。ホテルもなかなか綺麗だったし。またこういうチャンスがあればいいなあ、と思う。
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2008年09月23日

プライベート・レッスン

私はやっぱりかなり英語オタクなのかもしれない。仕事で通訳をして、電車の中では居眠りをしつつも一応ニューズウィークを読み、週末は通訳学校に通い、家で見るテレビはほとんど海外ドラマ、というかなり英語漬けの生活をしているのに、それでもまだ飽きない。やっぱりスピーキングを強化したい、と思い先日プライベート英会話講師のサンプルレッスンを受けてきた。プライベートの講師の情報はインターネットで簡単に手に入る。よくあるのはネットで自分の気に入った講師を5人選び、3000円程度払って5人の連絡先を購入し、あとは自分で連絡をとりサンプル・レッスンを受け、気に入れば後は毎回3000円程度を支払ってプライベート・レッスンを受ける、というプロセスだ。私は過去このやり方で何人かの講師とレッスンを受けてきたが今回サンプル・レッスンを受けた先生は20代半ばの日系アメリカ人の女の子でなんとお母さんがもと通訳者、という非常に親しみを感じる講師だった。彼女の英語はとてもクセのないアメリカ英語で聞いていてうっとりしてしまう。綺麗な英語はまるで音楽のようだ、と感じることがある。彼女の発音にすっかり惚れ込んだ私は、来週のプライベート・レッスンのアポをとってしまった。しかし…毎週3500円はキツイかも。
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2008年09月18日

泣かない方法

私は感情的なスピーチに弱い。以前の会社でも研修が終わったあとの感謝の言葉のスピーチなどを4回ほど通訳したが、全部泣いてしまって通訳に詰まったりできなくなってしまった。10年ほど前に父が亡くなって以来、涙腺が故障してしまっていて、感情的になるとすぐに涙がでてきてしまうのだ。先日社員の方が突然亡くなってしまったときもそうだった。上司が部署のみんなに訃報を知らせると社員の数名が泣き出してしまったので私もつられてもらい泣きしてしまい、通訳に詰まってしまった。今までの上司はそれに対してコメントをする人はほとんどいなかったけれど今回のchallengingな上司はそうはいかない。数日後、告別式に参列する際に「君も行くのか。行くならこの間のようなことはごめんだからな。通訳できるのか、大丈夫なのか。」としつこく聞かれてしまった。もお。そんな言い方しなくてもいいじゃないか、と思いつつ崩れてしまう自分にも少し腹が立つ。遺族の方にご挨拶する際も、とにかく感情的になってはいけないと思い、ひたすら誰の顔も見ずに通訳をした。でも出棺の際はやっぱりうるうるしてしまった。…冷静に通訳としての役割を果たすのは難しい。
posted by バナナマフィン at 10:50| Comment(3) | TrackBack(0) | 2008年 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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