2006年12月27日
シャンプーを求めて
日本でも自分の髪に合うシャンプーを見つけるのは難しい。だから一旦お気に入りのシャンプーを見つけるとその後何年間も同じものを使い続ける。私の髪の毛は太くて、硬くて、量が多いという三重苦の髪の毛なので合わないシャンプーを使うと悲惨な状況になる。頭がヘルメットのようになってしまうのだ。海外で生活するのが大好きな私だけどシャンプーだけはこだわって日本から調達してきた。イギリス3ヶ月出張のときもシャンプー、リンスだけは日本から送ってもらったのだった。日本を発って1ヶ月、とうとうシャンプーがなくなってしまい、今回は現地調達を試みることにした。これって本当に無駄がでるから嫌なんだよな〜。と毎回思う。小さいサイズのものがあまりないので通常サイズを買って、試して、ダメだと私はもうそれは使わないからだ。ここ数日間、何種類か試してみてようやくまあ、これならいいか、と思うブランドが見つかった。大満足とはいかないけれどゴワゴワのヘルメット頭にはならないから、まあ良しとするか。
2006年12月20日
ご連絡
お久しぶりです。現在仕事を休んで充電中です。もしよかったら下記のブログへどうぞ。http://muffininaustralia.seesaa.net/
自分と向き合う
私は自分と向き合うという作業が嫌いである。自分の性格なんてとっくにわかっているし、そんなヒマがあるならとっとと仕事しろ、という主義である。でも今ここにいてビックリするくらい時間があるとどうしても自分のことをいろいろ考え始める。今までのこととかこれからのこととかいろいろ考え始めたりする。私はナンなんだろう?これからどうしたいんだろう?今私の中ではその答えがでない。見えそうで見えてこない。
2006年12月16日
野生のコアラに感動
2006年12月14日
カンガルーは寝ていた
私は今まで何回かオーストラリアに来たことがあるけれどコアラもカンガルーも一度も見たことがなかった。見たいな〜と思いつつそれほどは興味がなかったからかもしれない。先日ようやく動物園で初対面してきた。でも実はそれほど感動的ではなくて、どいつもこいつもだらしなくひたすら寝そべっていた。コアラは必死でユーカリの葉を食べていたけれどカンガルーもライオンも象もみんな寝ていたのでちょっとがっかり。そんな中で私は一番感動したのはゴリラとキリンだった。ゴリラはなんていうかすごい人間的。もしかしたら何も考えていないのかもしれないけれど哲学について考察しているような表情をしていた。キリンはあのたくましくて長い首に素直に感動。幾何学的な模様もとても綺麗だった。動物園に行ったのなんて何年ぶりかわからないけれど少しだけ童心に返ったような気がした。
2006年12月12日
オーストラリアで日傘
オーストラリアはこれから夏本番を迎えようとしている。クリスマスを控え街は華やいできているけれど夏のクリスマスはどうもピンとこない。それににしてもこちらの天候の不順さには驚かされる。日本でも最近夏には体温より気温が高くなることがしばしばあったけれど私は先日こちらで42度という気温を初体験した。(そして夕方には20度以下になったのだった)ちょうど一番気温の高かった時間帯に外出していた私は気分が朦朧としてしまった。これはちょっと尋常ではない暑さだ。日本では真夏には日傘を欠かさない私だけれど海外では日傘ってほとんどお目にかからない。みんな陽射しを浴びたくてウズウズしている気がする。とはいえよくよく見てみるとかなり深刻なシミがある人が沢山いて皮膚がんの可能性はかなり現実的だ。例え他人から奇異の目で見られようとも日焼けだけは避けたい、というわけで私は日傘をさして外出をした。さすがに目立ったかもしれないけど、でも熱中症で倒れるよりはいいよね。
2006年12月09日
Ouch!
海外にいると気弱になる。仕事で来ているときは使命感に燃えているから何かハプニングが起きても自ら率先して問題解決に動こうと努力するがプライベートで来ていて何かハプニングが起きると「これは早く日本に帰れ、というサインでないか?」と思ってしまったりする。今回しばらく日本を離れる予定で来たためいつもの通り眼医者と歯医者にはしっかり行ってから出発した…。にもかかわらずチャーハンを食べていたら奥歯の詰め物が取れてしまった!!何で?20年も私と共にあり続けて詰め物がこのタイミングで取れなければならないの?何が恐ろしいって海外で医者にかかることほど恐ろしいことはない。医療費がバカ高いからだ。歯医者に問い合わせたら170ドルから最高500ドルかかる、といわれてしまった。奥歯の詰め物に5万円?うそでしょう?と思って早速保険会社に電話して訴えた。「これだけちゃんと準備して行ったにも関わらずこういうことが起きてしまった。これを不慮の事故と言わずに何と言うのでしょう?」といったら「一応事故処理の方向で動きますが、最終的な審査結果を待たないと100%保険でカバーするとは保証できません。」と言われた。なんて微妙な返事なのかしら。幸か不幸か痛みは全くない。…しばらく様子を見たほうがいいのかしら?
2006年12月06日
無職であること
何の計画もたてずに来てしまった私がまず最初にしなければいけないことは住まい探しだった。こちらに来てホテルに2泊したあとハウスシェア募集の掲示板を頼りに住まいを探した。幸いシティからは少し遠いけれどとても綺麗好きな30代前半の既婚男性(でも別居中)の一軒家に入居できることになった。見知らぬ男性と同居するなんて日本では考えられないけれどそれが普通にできてしまうのはやっぱり外国だな、と改めて思う。彼は日本人女性と結婚しているので日本の食材も沢山あるし、日本女性のことをとてもよくわかっているのでびっくりするくらい快適に過ごさせてもらっている。何はともあれ住まいが確保できたことでやっと一息つくことができた。
そして次に決めなければならないのはこの国にどれくらい滞在するか、その期間何をするかである。オーストラリアという国は30歳以上の人間にとても冷たい。30歳以下であればワーホリで仕事でも勉強でも何でもできるけれど30歳以上に求めるのは「この国でお金を使うこと」のみである。社会人として一生懸命仕事をしてきた人間が、一銭のお金を稼ぐこともできずにただただわずかな蓄えを切り崩していくのは思った以上にストレスが溜まる。でも私は所詮ここでは外国人でゲストなわけだから仕方がない。そう思ってもどうもお金のことが頭から離れなくて必要以上にケチケチしてしまう今日この頃である。
そして次に決めなければならないのはこの国にどれくらい滞在するか、その期間何をするかである。オーストラリアという国は30歳以上の人間にとても冷たい。30歳以下であればワーホリで仕事でも勉強でも何でもできるけれど30歳以上に求めるのは「この国でお金を使うこと」のみである。社会人として一生懸命仕事をしてきた人間が、一銭のお金を稼ぐこともできずにただただわずかな蓄えを切り崩していくのは思った以上にストレスが溜まる。でも私は所詮ここでは外国人でゲストなわけだから仕方がない。そう思ってもどうもお金のことが頭から離れなくて必要以上にケチケチしてしまう今日この頃である。
2006年12月01日
空が青くて近い国
南の国に来ている。どうしてもすぐに次の仕事をする気になれなかったので、この際しばらく充電期間をおくことにした。なぜすぐに次の仕事をする気になれなかったのか?毎日長い時間電車通勤をするのが嫌になってしまったから、というのも理由のひとつだけれど色々な意味で仕事に行き詰ってしまったのだと思う。通訳の仕事が嫌いになったわけではない。でも通訳者という枠で仕事をしていると窮屈に感じてしまうことが度々あった。例えば通訳者というのは自分も含め、他の通訳者のパフォーマンスに対して非常に批判的である。でもそういうことばかり気にしているとだんだん自分の人間としての器量が狭くなっていくような気がした。他の人に対して優しくなれなくなってしまう。通訳スキルの向上ばかり考えていると自分の世界がどんどん狭くなってしまうような気がしていた。仕事をするのは大好きだった。自分の生活に占める仕事の割合が非常に高いこともいいことだと思っていた。一生懸命がんばれる仕事があるのは素晴らしいことだと思っていた。でも、と思う。私は英語がペラペラになりたかったわけで通訳者になりたかったわけではない。通訳というのは英語道を進むなかでの一つのアプローチでありそれが目的だったわけではない。そういう意味では英語ペラペラまでの道のりはまだまだ遠く、やらなければならないことは沢山あるけれど、最近は通訳という仕事の占める割合が高くなってしまっていてそれが中心になりすぎていたように思う。東京で仕事をするのはとてもエキサイティングで楽しいけれど、どうしても仕事メインの生活にならざるを得ない。怠け者の私が東京の風に吹かれているうちにキャリア志向になってしまったことに自分自身戸惑ってしまっていてそれが累積してしまったのかもしれない。というわけで今ここにいる。これからどうするかも全然決めていない。どれくらい充電するかもわからない。何のプランもたてていない。でもそんな時間を持ってもいいんじゃないかと思っている。
2006年11月17日
卒業式
…終わりました。3年8ヶ月の業務を終え、本日最終日を迎えました。何度も何度も辞めようと思ったけれど、最後の日に沢山の人から感謝の言葉、励ましの言葉、贈り物を頂き、最後まで頑張ってよかったなあ〜と思いました。友人から「これからも多くの人をマフィンちゃんの温かい通訳で支え、幸せにしてあげてください。」というメッセージをもらって嬉しかった。なんだか全ての人に感謝をしたい気持ちです。どうもありがとうございました。
2006年11月13日
気力で治せなくなってきた
上司に風邪をうつされた。先週の金曜日くらいからノドが痛かったり体がダルいなあ、と思っていたけれど週末ゆっくりすれば治ると思っていた。…のに治らない。全然良くなっていない。栄養もたっぷりとって睡眠もしっかりとっているのにそれでも治らない。自分のイメージとしては今日辺り元気になっているはずだったのに…。最近体調を崩すと回復までに時間がかかるようになってきた。う〜ん、そろそろ気力だけではどうにもならない年齢になってきたらしい。ならば無駄な抵抗はやめることにしました。本日速攻で病院にいって薬をもらってきました。さて、薬を飲んで早めに寝よ。
2006年11月09日
先輩とよばれて
今日私は20年以上ぶりに「先輩」と呼ばれてしまった。せんぱい…なんて懐かしい響き。思わず学生時代の部活動を思い出してしまった。先輩というのはもちろん通訳学校の先輩という意味だと思うけど、先輩って言葉は独特の響きがある。私は姉御肌のO型なので先輩といわれた瞬間に本当に「先輩」になってしまう。かわいい後輩のために何でもしてあげたくなってしまうのだ。通訳学校に通っている人たちは常に自分との戦いの中で悩んでいる。そんな後輩の力に少しでもなりたくてなんだか一生懸命語ってしまった。
2006年11月06日
基礎固め
先日お偉いさん一行がアメリカから来日し、ある部署のプレゼンの通訳に入った。そのとき同席していた同僚の通訳さんから「マフィンちゃんの通訳を聞いていたら、通訳学校で訓練するのってやっぱり大切なんだなと思ったよ。とても分かりやすく聞きやすい通訳だった。」とお褒めの言葉を頂いた。通訳者の通訳者に対する目は概して厳しいものだ。だからこそ通訳者から前向きなコメントをもらうと本当に励みになる。私はすでに通訳学校は自主卒業してしまったけれど長い間膨大な時間とお金を学校に捧げてきたことが無駄ではなかったんだ、と気付かされるのは嬉しいことだ。確かに通訳学校でしっかり勉強してきた人は、うまく話に付いていかれなかったときでもそれほどひどい崩れ方はしない。聞き取れなかったとき、訳しにくい表現に出会ったときにどれだけ崩れずに踏ん張るか、それはとても大切なスキルだと思う。今回のプレゼンは他部署のものだったので自分のパフォーマンスに関しては反省することばかりだったけれど、でもパフォーマンスを前向きに評価してもらえたことは率直にとても嬉しかった。
2006年10月31日
悟りの境地
先日海外駐在の外国人の待遇についてコメントしたけれど、「コスト削減のために通訳者の数を減らしたらどうか」といわれるほど腹立たしいことはない。我々はコストなのだろうか、と考えると空しくなる。いくら素晴らしいことをプレゼンで発表したって通訳者がきちんと通訳しなかったら相手には伝わらない。そんなシンプルなことをどうしてわかってもらえないんだろうと思うと本当に悲しくなる。通訳者を減らすくらいなら外国人の住まいを六本木から埼玉や千葉や栃木にしたほうがよっぽどコストが削減するだろうにと思うのはひがみだろうか。…と今までイライラしたことも多々あったけれどそろそろカウントダウンモードに入ってきた今日この頃、私はそんな発言も受け流せるようになってきた。そういうふうに思っているのであればそれで結構です、とさわやかに微笑んでしまおう。
2006年10月29日
逆カルチャーショック
昨日は上司と上司の奥さんと一緒に夕ご飯を食べた。帰国が近づいたこともあり、一応私に対する感謝の気持ちを込めてという趣旨で広尾のおしゃれなレストランでディナーをごちそうになった。昨日初めて上司の自宅にお邪魔して改めて思ったけれど、海外に駐在する外国人はとてもいい待遇を受けていると思う。東京のど真ん中の高級マンションに住んで、家賃も車も会社から支給され、徒歩圏内におしゃれなレストランやお店が山ほどある生活はそうそう味わえるものではない。そういえば東京での便利な生活が忘れられなくて、結構帰国してから逆カルチャーショックを受ける外国人がいるという話を聞いた。それでも私の上司は早く帰りたいといっているけれど、半年後に彼はどんな気持ちになっているかな。
2006年10月28日
英語の神様に愛されたい
日本ハムの優勝は感動的だった。特に新庄選手がカッコよかった。昨日ニュースを見ていてアナウンサーの人が新庄のことを「彼ほど野球の神様に愛された人はいないでしょう。」と言っていた。本当にそうだと思う。特に勝負の世界では実力があるからといって必ずも頂点に立つことができるとは限らない。それは野球に限らずオリンピックでもよくあることだ。新庄選手はつくづく強運の持ち主だなあ、と以前から思っていたけれど、逆に単純に「楽しい野球」と追求した彼の姿勢が神様に気に入られたのかもしれない。いいないいな、私も英語の神様に愛される英語学習者でありたい。
2006年10月18日
そばにいたいの
本日は一日ビジターに同行。本来の予定とは大幅に狂って結局一日アテンド通訳することになった。私の労働環境では日英は同通が多く、英日は逐次が圧倒的に多い。しかし本日は英日の同通の時間が非常に長かった。以前から思っていたけれど私は英日の同通をするときはスピーカーのすぐ側に立って訳そうとする。別に席が用意されていても吸い寄せられるようにスピーカーの側に行ってしまう。これはひとえにきちんと聞き取りたい一心でとる行動なのだけど現実的に側に行ったから良く聞き取れるかどうかは自分でも良くわからない。でも何故だか側にいると良く聞き取れたような気になるのだ。この精神的なものって通訳者にはとても重要だと思う。いかに自分が通訳する上で快適な環境を作り出すかでパフォーマンスが数段に違ってくる。雰囲気にのまれてしまって一気に自信喪失して訳せなくなることも多々あるからだ。なので私は今日もアゲハチョウのようにあっちへふらふらこっちへふらふらとスピーカーのあいだを飛び回りながら必死に英日の同通をしたのでした。
2006年10月04日
やさしくなれない自分がいる
卒業が近づいてくると「それでこの後どうするの?」攻撃が徐々に始まってくる。要するに今の会社ではまだ通訳のニーズがあるので上司が帰国した後も仕事しない?というある意味ではとてもありがたいオファーだ。でもそれは無理だな、と今日改めて思った。私の上司を含め、来日先発組の外国人たちと3年以上にわたって仕事をしてきた私は、来日後発組の外国人たちと同じ視点で物事を見ることはもうできない。以前のような新鮮な気持ちで通訳ができなくなってしまったのだ。きちんと通訳したいと思いつつも彼らの発言に批判的な態度をとってしまう自分。やっぱり潮時です。
2006年09月24日
やめるのにも気力がいる
今月はかなり忙しくて疲れ気味。残業も多め、休日出勤もあり、本当だったらがんばって稼ぐぞ!と張り切りたいところだけれど一晩寝てもなかなか疲れが取れない自分に少しフラストレーションが溜まっている。でも基本的には忙しいほうが余計なことを考えなくていいので私は好きだな。英語が趣味の人間が英語を仕事にしてしまった結果、あまりそれ以外にやりたいこともない。ヒマをもてあますより仕事をしていたほうが精神衛生上ずっといい。
ところで上司の帰国が2ヶ月後に迫った。まだ帰国準備が始まったわけではないけれど、私の気持ちはとても複雑になってきた。あんなにやめてやる〜!と思っていたのに、その気持ちがどっかにいってしまった。やめるのってやっぱりタイミングとエネルギーが重要なんだなと改めて思った。上司の帰国のタイミングと自分の気持ちの盛り上がりをうまく合わせるのって難しい。上司の帰国と共に卒業する気持ちに変わりはないけれど、その後の進路について揺れ動いている私です。通訳の場合は常に仕事があるわけではないから私は以前から辞めるときは上司の都合は無視して自分の都合で辞めようと思っていた。でも結局最後までお付き合いをすることなったのだけどこの12月上旬という時期が自分の気持ちのタイミングと合わなくて1人でもがいております。せめて今月中とか来月中だと次に動きやすいしアクションもとりやすいのになあ…。世の中なかなか思い通りにはいかない。
ところで上司の帰国が2ヶ月後に迫った。まだ帰国準備が始まったわけではないけれど、私の気持ちはとても複雑になってきた。あんなにやめてやる〜!と思っていたのに、その気持ちがどっかにいってしまった。やめるのってやっぱりタイミングとエネルギーが重要なんだなと改めて思った。上司の帰国のタイミングと自分の気持ちの盛り上がりをうまく合わせるのって難しい。上司の帰国と共に卒業する気持ちに変わりはないけれど、その後の進路について揺れ動いている私です。通訳の場合は常に仕事があるわけではないから私は以前から辞めるときは上司の都合は無視して自分の都合で辞めようと思っていた。でも結局最後までお付き合いをすることなったのだけどこの12月上旬という時期が自分の気持ちのタイミングと合わなくて1人でもがいております。せめて今月中とか来月中だと次に動きやすいしアクションもとりやすいのになあ…。世の中なかなか思い通りにはいかない。
2006年08月25日
社内通訳者の報酬について
先日通訳関連の記事を読んでいたら通訳者の報酬について書かれてある部分があった。それによると社内通訳者の場合最低でも時給は2100円、最高だと6900円という場合もある、と書いてあった。正直言ってこの数字は納得できない。例えばインターネットの派遣関連のサイトで通訳、翻訳をキーワードに仕事を検索しても時給は1500円から3000円くらいで3500円を超える仕事はほとんどお目にかかれない。単発の場合はわからないけれど長期として入る社内通訳の場合ここまでの金額が本当に出るのかなあ、と疑問に思った。で、そのあとふと思ったんだけど、これってあくまで企業が派遣会社に支払う時給なのではないだろうか。そうだとしたらすごく納得する。派遣会社の取り分がどれくらいなのか良くわからないけれど3割だとして時給2100円の場合は通訳者本人に支払われるのは1470円。わりと妥当な線だと思う。そうすると最高の場合でも5000円を超えるのは社内通訳では限界か。実際そこまで支払う企業はごく少数だろうから現実的には3500円から4000円といったところが時給ベースでの目標値になるのかもしれない。