2011年10月09日

“If you live each day as if it was your last, someday you'll most certainly be right.”

アップル社のスティーブ・ジョブス氏が亡くなり、彼のスタンドフォード大学でのスピーチがあちこちで流されている。このスピーチはとても有名らしく、私の友人もすでにこのスピーチを聞いたことがある人が何人もいたが、恥ずかしながら私は今回初めてYouTubeで聞いた。とても感動的で思わず涙がでるスピーチだった。
スピーチの中で彼がタイトルにある文を引用したが、ここでいう"someday you'll most certainly be right"とはどういう意味なのだろうかと考えた。一回目にこのスピーチを聞いたとき私は日本語字幕なしで聞いたのだがこの部分で会場から笑いが出たので最初は額面通り「いつかそれが正しくなる日が来るよ。(死んじゃうよ)」程度に受け取った。でもそのあと何度かこのスピーチを字幕付きでみるとこの部分が「やがてひとかどの人物になるだろう」というものもあった。気になって調べてみるといくつか解釈があるらしい。ネイティブスピーカーの中でも額面通りに受け止める人も入れば、そうでない人もいるらしいことがわかった。もし私があの部分を通訳するとしたらどう訳すかなーと考えてみた。多分私の能力では「ひとかどの人物になる」という訳出はできないと思う。そこまで頭が回らないと思うし、彼はこのスピーチを「死」に関する話として始めているので個人的にはイマイチしっくりこない。私だったら精一杯頑張っても「その日は必ずやってくるのです。」くらいかな。もし多少意訳してよければ(だから精一杯生きなければいけない)くらいは言うかもしれない。でもたった一言のこの言葉が死を意識する言葉として訳すか、または成功を意味する言葉として訳すかによって与える印象が全然異なってくる。言葉を訳すのは本当に深くて難しい。
posted by バナナマフィン at 21:25| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月01日

リフレイン

この仕事を始めてからしばしばあることだけれど、ある特定のシーンや言葉が頭から離れずにグルグルと回り続けている状態が続くことがある。大抵は通訳で失敗したシーンだけれど、ごくたまーに自分が納得できるパフォーマンスができたとき、その状況を頭の中で再生し続けて一人で悦に入る。そのシーンを頭に思い浮かべながらベットに入ることができた時を「至福の時」といってもいいんじゃないかと思う。最近現場で辛い思いをすることが多く、うまくできなかったりダメ出しをされたシーンがグルグル回り続けることが多かったけれど、先日お邪魔した現場が終わった後にメールをいただき「参加したメンバーもマフィンさんの通訳に感嘆しておりました」というとても嬉しいコメントを頂戴した。その一言で心が温かくなり、一気に元気になった。通訳者って本当に単純だと思う。お褒めのコメントは現場で食べるチョコレートよりも有効な活性剤だ。
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2011年09月24日

メモリースティックさん、ありがとう。

通訳者は資料などなくても、スピーカーがしゃべっていることを一つの言語から別の言語に変換することができる機械のようなものだ、と思っている人がまだまだ多いらしい。先日の会議では資料が全く出ず、直前にプレゼン資料担当者をようやく見つけて「通訳者のためにプレゼン資料をいただけますか?」といったら一言、‘What for?’と言われた。まだまだ通訳者を使う上での心得についての啓蒙活動が足りないな、と痛感する。その一方で何とかして資料をゲットしなければいけないが、そういった状況下でそういった相手から紙ベースで資料をもらうのははっきりいって不可能に近い。そんな中、私の化粧ポーチに入っていたメモリースティックが大活躍をした。(なぜか私は化粧ポーチにメモリースティックを入れている)もしメモリースティックがなかったら私は一体どうなっていただろう、と思う。相手もプリントアウトしたものをよこせ、というとあからさまに嫌な顔をするがメモリースティックを差し出すとわりとあっさり資料を提供してくれる。もちろんメモリースティックがあってもパソコンがなければ意味がない。ここでもこの間買ったmacが大活躍をした。買ったときはちょっと自分には贅沢かなと思ったが、今回の出来事でモバイル系機器はこれから必需品になっていくんだろうなーと思った。macさん、メモリースティックさん、助けてくれてありがとう。

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2011年09月21日

下手の横好き

友人の通訳者いわく私は「通訳ばか、英語ばか」なんだそうである。確かに仕事で撃沈しても何日間かすると「ま、いっか」と忘れて次の現場に行く。私よりも数倍も優秀な人と一緒に仕事をして自分の下手さ加減を痛感しても、翌日も性懲りもなく会議に入る。今まで沢山の通訳者に出会ったが、優秀な人でも通訳を廃業し違う道を選択した人も数多くいた。その中には「通訳者として自分の限界がみえたから」決断をした、と語った人が何人かいた。(もったいない、やめるのならその実力を私に分けて、と思わず言いそうになったっけ)自分の限界を感じやめていく人がいる一方私のような雑草通訳者もいる。この違いは何なのだろう。こんな質問を自分に投げかけたとき、私の頭の中にふとわいてくるイメージがある。それは私の妹である。私と妹は小・中学生時代バスケットボールをやっていた。チームが割と強かったので練習も厳しかった。私は一応スタメンに入っていたが妹はいつも補欠だった。妹はあまり運動神経がよくなかったし、足も遅かったが運動が大好きだった。その後、私は高校入ってすぐにバスケをやめてしまったが、妹はずっとバスケを続け、社会人になってもプレーし続けた。彼女のプレーはいつも全力投球である。確かに器用ではないし、かっこいいプレーはできないけれど、一生懸命やっているのがよく伝わってくる。彼女がプレーを続けたのは上手いプレーをしたいからではなく、単純にバスケが好きだからだ。下手くそだけどバスケが大好きなのだ。私もそうなのかもしれない。もちろん上手くなりたいという思いは常にある。でもその前に単にこの仕事が好きなんだと思う。好きだから下手くそだけれど一生懸命やろうと今日も頑張るのだと思う。
posted by バナナマフィン at 23:43| 東京 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月18日

どうしよう、電子辞書

最近すっかり電子辞書を使わなくなってしまった。社内にいればパソコンを使って検索できるし、単発のお仕事の時は専らiphoneを使用している。一応カバンの中には入れてはいるけれど、実際に使用する頻度は非常に低くなってしまった。でもこの間iphoneを使うことができない現場だったので久しぶりに電子辞書を使ったら、なんと‘E’を押しても反応しない!よりによって一番よく使うEが壊れるなんて…。そのあと何度か試したらどうやら接触の問題らしく反応したりしなかったり、という状態である。電子辞書がないのは非常に心細い。でもいい電子辞書は5万くらいする。そこまで使用するかどうかが疑問。でもないと困る。さて、どうしたものか。
posted by バナナマフィン at 20:16| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月14日

ニーバの祈り!

ニーバの祈りは通訳者の間では有名である。(色々な人が引用しているので興味のある人はぜひ調べて下さい)文章を丸暗記している訳ではないけれど、でもチラッと聞けばすぐそれとわかる。今日会議の中で、なんとそのニーバの祈りを引用したスピーカーがいた。最初に彼が「新聞の記事にあったある文章を引用します」といったので私は思わず身構え、パートナーと顔を見合わせたが、次の瞬間一気に興奮してしまった。これって…ニーバの祈りじゃん!たまたま私が担当しているときにこの引用が出てくるなんて不思議だけれど私は興奮のため訳出に非常に力が入ってしまった。それにしてもどこでどの知識が役立つか、本当にわからないものだ。
posted by バナナマフィン at 19:32| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月13日

悲しい現実

社内で仕事をしていると業務の流れもある程度把握することができるしプロジェクトがどのような課題を抱えているのかをきちんと認識することができるので通訳をしていてもある程度余裕をもって対応することができる。単発の仕事だとなかなかそうもいかない。少しでもいい訳出をするために事前に資料をもらい、単語帳を作ったり、関係しそうな内容を調べたりして知識武装して本番に臨む。でもたまに資料が全く出なかったりすることがあるといやでも自分の耳と頭と口だけで勝負をしなければならなくなるが、そこで直面するのは自分の力不足という悲しい現実であり、そのパフォーマンスの質は通訳者と名乗るのが恥ずかしくなるくらいである。通訳がうまくなりたい。スピーカーのいっていることを正しく理解し、聞き手に優しい訳出をしたい。そう思っても口が全然動かず、何が話の幹で何が枝葉であるかがよくわからず、まとまりがない訳出になってしまう自分が本当に情けなくなる。私は日本語でも早口で話すことができないため、早口の通訳者と比べると同通では特に情報量が落ちてしまう。でも少なくとも本筋だけはきちんと押さえるように心がけてはいるが、本筋すら見えなくなってしまったらもうお手上げである。今日担当したスピーカーは強者ぞろいだったが特に午前中のゲストスピーカーの一人は資料なし、スコットランド人、そして早口、という三重苦だった。あーあ。今日は自分にとてもがっかりした一日でした。
posted by バナナマフィン at 23:35| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月09日

怒りを抱きしめて

通訳の仕事をしていると理不尽なことって沢山ある。日本人と外国人との間の会話のやり取りがかみあわなかったとき‘Maybe it is because of translation’と言われたり、自分が期待していたのとは異なる反応を相手がしたとき‘That was a bad translation!’という発言を浴びせられたり。そういえば外国人上司が日本人部下を怒鳴りつけ、後からそれが勘違いとわかったときに、外国人上司が出先から部下に電話をかけてきたことがあった。日本人部下はまた怒鳴られることを恐れて私に同席を求め、スピーカーフォンで対応しようとした際に、こちら側がスピーカーフォンであると知らない上司が「さっきのは誤解だった。おそらくあれは通訳のせいだと思っている。君が悪いのではなくマフィンの通訳が間違っていたに違いない」とまくしたて、日本人部下は申し訳なさそうに私を見つめていたこともあった。本当は声を上げたい。なんでこんな扱いを受けなければならないの、と頭に血が上ることもある。でも残念ながら通訳者はdisposableである。生意気だ、扱いにくいと思われたらそれでさようなら、である。仕事にはいろいろなメリット/デメリットがあるが、通訳の場合はスケープゴートにされることが頻繁にあることが大きなデメリットであろう。(これを公衆の面前でやられると精神的ダメージもかなりある)仕事で辛い思いをしたときに怒りをどうやって処理したらいいのか、いい方法があればいいなと思うけれどなかなか思いつかない。
posted by バナナマフィン at 07:33| 東京 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月04日

不惑について考える

先日古い友人とディナーを楽しんだ。彼女とは中学時代からの友人で会う機会は少ないけれど、ずっとこれからも友達であり続けたいと思う人の一人である。彼女は40歳を過ぎてから自分は「丸くなった」といっていた。そして生きるのがだんだん楽になってきたともいった。今までは自己主張をすることに一生懸命で、思い通りにならないことに対して不満が沢山あったけれど、だんだんそういう欲求がなくなってきて、物事をさらっと流すことを覚えたら楽になったそうである。私はその気持ちがとてもよくわかった。私も以前は何事も努力すればきっとかなうと信じて頑張ってきた。頑張れば頑張っただけ成果が現れたので頑張ることが楽しかった。でもだんだん頑張っても思うような成果が得られなかったり、成果が見える前に体調を崩してしまうことが増えてきた。やりたくても体や脳みそがついてこないことがある、ということを実際に経験するようになってきた。でもそうすると自分ができる範囲の中でいかに精一杯頑張るか、その枠組みの中で努力をするようになってきたように思う。それは私にとって必ずしも悪いことではない。バブル世代の私たちは今までの人生の中であまりにも選択肢がありすぎて戸惑うことも多かった。でも年齢を重ねていく中でだんだん物理的にできないことがでてくる。すると自分ができることにより集中するようになってくる。つまり持っていないものを得るために頑張るのではなく、持っているものを最大限活用するための努力に変わってくるのである。その結果自分の持っているもの・好きなこと・できることにフォーカスするようになるので生き方がシンプルになり迷いがなくなってくるのだ。そっか。だから不惑なのか。
posted by バナナマフィン at 22:52| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月26日

旅のおさらい

今回初めてタイ・ベトナムに行ったが今までとはいろいろ異なる経験ができてとても面白かった。今後の旅にも参考にしたいので気がついたことを再確認しようと思う。
其の一:両替よりキャッシング。現地でいくらお金を使うかわからなかったのでバーツもドンも1万円だけ両替していったが、成田での為替レートが1バーツ2.98円と1ドンが0.0045円。現地でのキャッシングだとそれぞれ2.62円と0.0038円。かなり違うなと思った。手数料を払っても現地でのキャッシングのほうがお得感がある。現地の両替所だと不安でなかなか利用できないがキャッシングだと気楽なので今後はこのサービスを利用しようと思った。
其の二:バンコクの空港から市内までのタクシー。今回空港とホテルとの往復にはタクシーを利用したが全部料金がかなり違っていたのが面白かった。私は全て乗車前に交渉した。金額は400バーツから520バーツの間。一番安かったのがバンコクのインターコンチネンタルホテルのボーイさんが交渉してくれた金額だった。(400バーツ、高速代込)空港のタクシー乗り場からだと450バーツ+高速代(70バーツ)が一般的なようだ。タクシーに乗るときは細かい紙幣を持っていないと「お釣りを持っていない」といって残りをくれないから気をつけないといけない。
其の三:プレミアエコノミーはお得。行きのフライトで体調を崩してしまったこと、日本に帰国した日に仕事が入っていたこともあり、もし空きがあったらアップグレードしたいと思っていたらチェックインの際に「3,500バーツ(約1万円)払えばプレミアエコノミーをご案内できます」と言われたので間髪いれずに「お願いします」といった。これが大正解。プレミアエコノミーを初めて利用したけれど、シートもかなりゆったりしているし、アメニティや飲み物などはビジネスと同待遇。私は梅酒を2杯飲みほし(これがまたおいしい梅酒だった)3時間程爆睡することができた。プレミアエコノミーは路線によって利用できるものが限られているらしい。私はとてもラッキーだったのかも。
以上が今回学んだことでした。
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2011年08月18日

ハノイは不思議なまち

昨日ベトナムに移動した。今にもエンストをしてしまいそうなオンボロタクシーから見たハノイの町並みはまるで映画のセットのようだった。うまく表現できないけれど本当にタイムトリップをしたようだった。もしかして20世紀前半?と思ってしまうような菅笠をかぶった人がごくごく普通に歩いている。そしてどこから来るのかわからないけれど右を見ても、左を見ても前も後ろもとにかくバイクの波・波・波…。あまりにもバイクが蟻のようにそこらじゅうからうじゃうじゃわいて来るのでなんだか少し怖かった。街の雰囲気、人々の表情、クラクションの音。今まで私が経験したことのないものだらけだった。見知らぬものに囲まれてとても心細くなってしまった私。こんな感覚を味わうのは初めてかもしれない。東南アジアは深い、と本当に思った。それはともかく食べ物は相変わらずおいしくて、特にベトナムコーヒーはちょっと甘いけれど非常に美味。それからヨーグルトはとても濃厚でおいしかった。(写真はわかるかかしら?デザートのアイスクリームもチョコレートの菅笠をかぶっているのです)

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2011年08月15日

タイは手強い

タイに来ている。タイは初めてだけれどもフライト時間は短いし、時差は少ないし楽勝楽勝、とタカをくくっていたが、機内で突然体調を崩したり、初日の観光でいきなり暑さ負けしたりとトラブル続き。アジアをナメてはいけないな…と反省した。それはともかくバンコクの町並みをみていてどこかと似ているなと思ったら数年前に訪れたマカオと似ていることに気がついた。町の匂いとか、町の色とか。全体的にもタイの雑然とした雰囲気はマカオを思い起こさせるような気がした。ちなみに食べ物はとてもおいしい。日本では私はラーメンはほとんど食べないけれど、タイの細い麺と優しい味のスープは本当にお腹に優しくておいしい。本日もやっぱり食べてしまった。

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2011年08月10日

愛のある翻訳

知り合いの通訳者がよく「愛のある通訳」という表現を使用するが、最近私は「愛のある翻訳」について考えさせられることがあった。先日自分が担当する会議の日本語と英語の資料を受け取った。会議の前に資料を読みながら、う〜、愛がないなあ、と感じる英訳が多々あった。もしかしたらかなりの部分を翻訳ソフトに頼ったのかもしれない。翻訳ソフトを使用すること自体は全く問題ないけれど最終的には人間のチェックが入らないとどうしても訳のわからない文章または不適切な単語の使い方が残ってしまうことになる。もし翻訳者がこの資料を使用して自分が通訳をしなければならない、という前提があったら果たしてこういう訳出のまま提出しただろうか、と考えた。数日後、今度は自分がシステム関連の文書を翻訳することになった。システム関連の文章はただでさえ無機質なので翻訳作業は必ずしも楽しいものではない。でも先日愛のない翻訳に出会って悲しい思いをし、またこの文章を誰が読むかわかっている私はでできるだけわかりやすい訳ができるように愛をこめて訳す努力をした。果たして読んだ人は私の愛を感じてくれるだろうか。みんなの反応をひそかに楽しみにしている。(多分何の反応もないだろうけど…)

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2011年08月06日

ガジェット狂想曲

あったら便利だな、と思うけれどなくても全然日常生活に支障がないものを買うのってタイミングが難しい。あまり贅沢はしたくないけれど…でも欲しい、となると買うための正当な理由が欲しくなる。私にとってはモバイルパソコンがそうだった。どうしよう、どうしようと散々悩み続けたけれど先日とうとうmac airを買ってしまった。ipadも魅力的だったけれど私はキーボードでパシャパシャ打つのが好きなので結局airにした。mac購入前に一番心配だったのはwindowsとの互換性。でも今のところ資料を閲覧することに関しては特別問題なくできている。windowsとは操作方法がかなり違うので戸惑う部分もあるけれど、立ち上がりも早いし、画面はきれいだし、キーボードも非常に打ちやすいし、非常に満足している。サクサクしていて本当に気持ちいい!しっかりモトがとれるように仕事頑張ろう、と思った。


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2011年08月05日

アラフォーと職業病

先日健康診断を受けたがひとつ気になることがあった。聴力検査の時にいつもよりも音の聞こえが悪くなったような気がしたことだ。最近たまに耳鳴りがすることがあって、イヤホンを使う際もなるべくボリュームを抑え気味にするようにしているが、それでも「キーン」という音が聞こえることがある。聴力検査の音がまさに耳鳴りの音と似ているため私は一瞬ドキッとしてしまった。その数日後、いくつかの会議の通訳を立て続けに担当したら、翌日早速喉が痛くなっていた。私は慌てて耳鼻咽喉科に駆け付け、喉にたっぷり薬を塗ってもらった。だんだん年を重ねていくといろいろな部分に故障がでてくる。私たちの職業の場合、耳と喉がやられたら商売あがったりだ。自分を過信せず、定期的にメンテナンスをしてあげること。細く長くこの仕事を続けていくにはしっかりと体調管理をすることがなにより大切だなと感じている。

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2011年07月27日

書く通訳

毎月一回プロジェクトの進捗状況を報告するビデオ会議があり、参加者のほとんどがバイリンガルなので基本的には通訳は不要だが、1人だけ英語がわかるけれど通訳はいてほしい、という人がいるため私は彼が参加する時だけ通訳に入る。でも彼も基本的には内容は理解できるので全てを通訳する必要はないし、ビデオ会議+電話でダイヤルインしてくる人もいるため通訳の声がはいると邪魔になるということもある。そこで私は彼の横に座り、話されている内容をメモにずっと書き続けるというスタイルで通訳を行う。こうすれば彼は自分が聞きもらした点を確認したり、数字をチェックしたりできるし、かつ自分のためだけに通訳がいると周りに気づかれなくて済む、というわけだ。でもこれって結構難しい。通常はメモは自分のためにとるけれど、この会議では彼が読めるメモでなければならない。また全てを書くことはもちろんできないので要点を把握してメモにしなければならない。ついいつも自分が使っている記号を使いそうになってしまうので逆に神経を使う。でも会議が終わって「ありがとう。すごい助かった。」と言われるとあーやってよかったと思う。でもこういうパターンの通訳は通訳というのかな?とふと思った。

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2011年07月22日

それで将来はどうするの?

今週はアメリカからのビジター対応でバタバタとしていた。一応立場的にはお偉い人らしくそれなりの対応をしなければならないということで最終日のディナーまで通訳付きという待遇のもと(といいつつ居酒屋であったが)無事に日程が終了した。彼は通訳を使った経験がないらしく私のポジションに非常に興味を持ち、私が派遣としてプロジェクト付の通訳をしているというととても不思議がった。あとから私の上司が言うには彼は私のことについていくつか質問をし「それで彼女は将来はどうするの?」と聞いたらしい。私の上司は「彼女は通訳としてのキャリアをこれからも進んでいきたいと考えている。」と答えたらまたまた非常に不思議そうな顔をしたそうだ。以前にもこういった会話は何度となくしているが、やはり欧米人にとって通訳業はあまりしっかりしたキャリアという認識をされていないようだ。メインとしての仕事ではなくサブとしての仕事という風に考えられているように思われる。これは英語圏の人間にはなかなかわかってもらえないのかもしれない。自分の国の言葉ではコミュニケーションをとることができないという経験をしないとわからないのかもしれない。とはいいつつ彼は私に対して非常に紳士的で何度も「ありがとう。」という言葉を口にしたので私はとても気持ち良く仕事をさせてもらうことができた。

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2011年07月18日

電子機器との付き合い方

友人が「私もスマートフォンにしたよ!」と最新の機種を見せてくれた。とてもおしゃれなデザインだし機能もかなり充実しているようだ。最近はどこの携帯会社もスマートフォンにかなり力を入れているので各メーカーとも様々な性能を搭載させるようになったようだ。私は現在iphoneとドコモの2台持ちをしているけれど数年後にはやっぱり1台に絞るべきかな…と思ったが実際の支払いの金額を聞いてちょっと悩んだ。現在の料金体系だとiphone以外は本体価格が依然としてかなり高いらしい。本体価格を分割支払すると月々2000〜3000円程度になるので通信費(パケット料金含む)をいれると結局7000円くらいかかってしまう計算になる。そうすると2台持ちとそんなにコストは変わらない、ということか。でも実際スマホにすると、特に外出先では非常に便利なので払うだけの価値はあるように思う。ただ新聞や書籍を読むことに関してはいかんせん画面が小さい。そうするとipad?という話になってしまうが、そうなると一体どこまで仕事道具でどこまでがぜいたく品なのか分からなくなってくる。スマートフォンはかなりメジャーになってきたので携帯の一環として必需品とみなすことにして、その次のタブレット(またはミニPC)はどうなんだろう。それから電子書籍。私の友人は読書家が多いのでkindle普及率はかなり高い。私は現時点では電子書籍を買おうとは思っていないけれど、ipad(またはmac PC)には非常に興味がある。だんだん自分の周りがガジェットだらけになって電磁波の波にのまれてしまうような気がする。でもな〜、基本的にガジェット、好きなんだよな。それが一番の問題か。


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2011年07月15日

労働環境改善のために

先日他部署の仕事の依頼を受けた際、二つの問題が発生した。ひとつは準備作業にとても時間がかかったこと、そして終日一名体制の可能性があったことだ。私は依頼に対して受け身であることが多く、自分から何か要望を主張することはあまりない。特に社内では臨機応変であること、柔軟であることが美徳とされるとわかっているからだと思う。多少ハードでも自分の経験と勉強になるのであれば「ま、いっか」と納得する場合もあるし、海外に行かせてもらったり、おいしいものを食べさせてもらったり、といい思いをさせてもらうこともあるので、プラスマイナスゼロ、という考え方をすることもある。しかし今回の状況に関しては自分でもどこか引っかかる部分があったので友人や上司に相談し、ダメもとで当たって砕けてみたら、という気になった。そこで業務担当の方に状況を説明したところ何とあっさり休日勤務を申請してよいことになった!嬉しい。金額にしたら微々たるものかもしれないけれど、自分の主張が認められるというのはとても気持ちがいいものだ。そうしたら同日に他部署からメールが届き「今回二名体制で行きます」と言われたのでもう私は万々歳!すっかりご満悦状態になった。…しかし人生そう甘くない。本番の直前に再度メールが入り「申し訳ございません。エージェントのほうで手配ができず、結局一名体制でお願いすることになりました」と言われてしまった。実は私としては休日勤務を認めてもらうより二名体制で行くことのほうが自分の体力やパフォーマンスを考えると重要だったので、何だったら自分の友人の通訳者を紹介するから、と粘ってみたが直前ということもありそれは叶わなかった。結果としては思ったほどintensiveな講義とはならなかったため一名体制でもそれほど問題はなかったのでホッしたが、今回のことでやはり自分が気持ち良く仕事をするためには主張することを必要なんだなと改めて感じた。
posted by バナナマフィン at 09:49| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月10日

貧乏ゆすり

本日久々に大きめの地震があった。最初はあれ?と一瞬周りを見回し、そのうちユーラユラし始めて結構長い時間揺れ続けた。私の上司である外人はすっかり慣れっこになってしまって多少の揺れではビクともしない。‘Yep, it is shaking,’と言いながら平然とパソコンを打ち続けていた。揺れが収まった後、私の横に座っている日本人が「あれ〜、今のは地震だったんですか。私はXX(私の上司の名前)さんが貧乏ゆすりしているのかと思いましたよ〜。」と言った。この発言は失礼だと思いつつ訳そうと思ったらふと、貧乏ゆすりをどういう風に訳すべきか悩んでしまい、結局この発言は訳さなかった。英辞郎で検索してもピンとこない。しばらくたってから上司に貧乏ゆすりという表現が英語にあるかどうか聞いたらどうやら「貧乏ゆすり」そのものを指す表現はないらしいことがわかった。その代わりのもう少し包含的な表現としてnervous habitsという言い方をするようだ。あえて貧乏ゆすりを表現するのであればnervous habits of shaking one's legとか説明を入れなければいけないとのこと。なるほど〜。

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posted by バナナマフィン at 21:53| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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