2011年12月10日
カミカミスピーチ
人前での通訳が苦手である。スピーカーと共に壇上に上がっての通訳なんて大嫌い。人に見られていると思うだけで緊張してしまい、ただでさえパフォーマンスに自信がないのに余計萎縮してしまう。でもそういう機会は度々ある。先日上司がある大きめの会議で壇上に上がり簡単なスピーチをすることになり、私も舞台の上に立った。今までの経験から、スピーチのときは少しゆっくりめに、声のトーンを落としたほうがよいとわかっていたのでその点に注意して通訳をしたら、後からとてもよかったとおほめの言葉を頂いた。あ〜よかった、と安心したのもつかの間、その後ある現場で500人以上いる人たちの前でのスピーチ通訳をすることになった。前回同様、慌てずゆっくり話そう、と思ったけれどやっぱり大勢の人が沢山いる前での通訳は思った以上に緊張するものらしい。スピーチの冒頭でいきなり「本日は大変よろ、よろ、よろ、喜ばしく思います。」とおもっきり噛んでしまった。しまったあ、と思っても後の祭り。でもここでくじけてはいけないのでとにかく最後まで頑張った。人前に出ての通訳は慣れが必要だと痛感する。もう少し数をこなせば落ち着いて話せるようになるのかな。
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いや、いるか…。急にテンション高くなる人。
でもそれは例外だから。
500人どころか、30人強で噛みまくった私が太鼓判を押します。
元OPSさま、ある知り合いの通訳者が「舞台に立つとアドレナリンがでて、結構快感」といったのを聞いて羨ましいと思いました。私が舞台に立つとジットリとして嫌な冷汗しかでません…。
Candleちゃん、2200人ですか!それはすごいですね。一方で20人というのも微妙に緊張しますよね。基本的には黒子のように陰に隠れて声のみの出演、というのが望ましいです。