2011年07月15日
労働環境改善のために
先日他部署の仕事の依頼を受けた際、二つの問題が発生した。ひとつは準備作業にとても時間がかかったこと、そして終日一名体制の可能性があったことだ。私は依頼に対して受け身であることが多く、自分から何か要望を主張することはあまりない。特に社内では臨機応変であること、柔軟であることが美徳とされるとわかっているからだと思う。多少ハードでも自分の経験と勉強になるのであれば「ま、いっか」と納得する場合もあるし、海外に行かせてもらったり、おいしいものを食べさせてもらったり、といい思いをさせてもらうこともあるので、プラスマイナスゼロ、という考え方をすることもある。しかし今回の状況に関しては自分でもどこか引っかかる部分があったので友人や上司に相談し、ダメもとで当たって砕けてみたら、という気になった。そこで業務担当の方に状況を説明したところ何とあっさり休日勤務を申請してよいことになった!嬉しい。金額にしたら微々たるものかもしれないけれど、自分の主張が認められるというのはとても気持ちがいいものだ。そうしたら同日に他部署からメールが届き「今回二名体制で行きます」と言われたのでもう私は万々歳!すっかりご満悦状態になった。…しかし人生そう甘くない。本番の直前に再度メールが入り「申し訳ございません。エージェントのほうで手配ができず、結局一名体制でお願いすることになりました」と言われてしまった。実は私としては休日勤務を認めてもらうより二名体制で行くことのほうが自分の体力やパフォーマンスを考えると重要だったので、何だったら自分の友人の通訳者を紹介するから、と粘ってみたが直前ということもありそれは叶わなかった。結果としては思ったほどintensiveな講義とはならなかったため一名体制でもそれほど問題はなかったのでホッしたが、今回のことでやはり自分が気持ち良く仕事をするためには主張することを必要なんだなと改めて感じた。
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私の場合残業不可の業務なので、このような処理は一切不可能です。
派遣スタッフやコントラクターは、物理的にオフィスにいないと仕事ができないのが現状ですが、このあたりもっと柔軟になるといいですね。私なんかは翻訳業務なのでPCとプリンターとネットワークがあれば自宅でも作業は全く問題ありませんが、そのような業務形態はだめですからねー。