2010年03月29日
インソーシング
私が今お世話になっている会社ではこの言葉が流行っているらしい。つまり語学に関するエキスパート(通訳・翻訳)を外部から引っ張ってくるのではなく社内から探して使うという考え方である。昔と違って今は帰国子女や海外留学経験者も多く、英語スキルを持っている社員であれば社内の事情もよくわかるので業務をやりつつ通訳翻訳の仕事もやってもらおうという魂胆であるが、私たちにとって悲しいことにはその考え方は通用してしまうのである。確かに通訳の訓練を積んでいないのであらゆる種類の会議に入るのは無理かもしれないけれど、各部署限定であれば3か月もすれば背景知識と英語力で問題なく通訳できてしまう。同通に関しては多少差が出てくるようだがそれでも1年間くらい同じ部署で定例会議に参加していればかなりこなせるようになってしまう。…となると外部の通訳者が必要になる会議の数はぐっと減り、かつ依頼される会議内容は社内通訳者でもヘビーと感じるものになってくる。う〜ん、仕事の量が減り、内容はより難解となり、そして値段交渉までされるようになってくるとなると、フリー通訳の環境は本当に厳しくなってきているなと感じる今日この頃である。
2010年03月27日
花粉症デビュー
今まで花粉症の人たちの苦しみに同情をしつつ他人事だと思っていたのにとうとう私もその犠牲者になってしまった。それも突然。3日前から鼻水がでるので風邪薬をのんでいたが昨日一気に鼻が大変なことになってしまった。花粉症がこんなにしんどいとは。私の場合は症状が鼻に集中していて鼻水と鼻づまりがすごい。今まで体験しかことが無い症状だったので気分はすっかり病人になってしまった。家に帰ってマミイに症状を伝えると「娘を花粉症に育てた覚えはない!」と逆切れされてしまった。…とはいいながら翌日さりげなく鼻セレブのティッシュを買ってきてくれるんだからマミイは優しい。
2010年03月24日
隠し文字
皆さんはワードの「隠し文字」の機能をご存じだろうか。私は先日友人に聞いて初めて知ったのだけれど、なんでこの機能を知らなかったのだろう!!知っていたらproofreadingの作業がもっともっと楽だったのに〜とちょっと悔しい思いである。簡単に言ってしまえば英日の翻訳をしているときに英語の部分を削除する代わりに隠し文字にしてしまうのである。そうすれば英文のすぐ下に日本語訳があるのでチェックがしやすい。Proofreadingのときは英日両方とも表示し、印刷や提出をするときは英文を非表示にしてしまえばいいのである。ちなみにやり方は隠し文字にしたい部分を反転→右クリックでフォントを選択→隠し文字を選択すればOK。あとはワードのオプションで隠し文字の表示、非表示を選択すれば大丈夫。もしよかったらぜひお試しください。
2010年03月21日
バブル世代
私たちはバブル世代と呼ばれている。バブル世代の人間にはどうやらいくつか特徴があるらしい。例えば 1)基本的に楽観的。2)海外旅行大好き。3)自分に対する投資大好き。4)向上心が高い。5)貯金が苦手。他にも色々あるけれど、私ってば思いっきり当てはまっているな〜と感じる。そんな私たちバブル世代が今の不況に直面してちょっと焦っているが、元来楽観的なのでそれでも何とかなるさと考えてしまうのだ。先日も友人と話をしていて私はできれば安定した形で仕事をしたいと言ったら「マフィンちゃんは自分をわかっていないわねー。安定志向の人間が30半ばを過ぎて海外に1年間留学なんてしないわよ。」といわれてしまった。そおか、今は不安定だから安定を求めるけど安定するとやっぱり冒険がしたくなってしまうのか。「考えてごらん、例えば今どっかの会社に就職して、ずっと同じところでこれから20年とか勤められる?」…そうですね。おっしゃる通りです。
2010年03月11日
大人になるということ
以前に皇后さまが「人間は色々な複雑さを抱えながら生きていかなければいけません」という趣旨の発言をされたことがある。そのときは複雑さというのはどういう意味なのかわからなかったが最近何となくわかるような気がしてきた。
大人になってくると自分が何者なのかわかってくる。というか自分の限界が見えてくる。果てしなく遠い目標を目指すよりも身近にある幸せを大切にしたくなる。
自分を変えることも難しくなってくる。自分が苦手だなと思う人や自分を必ずしも良く思っていない人の数も増えてくる。
自分以外のことに振り回されることも増えてくる。近しい人が体調を崩したり、苦しんだりしている。人の死に向き合うことが以前より多くなってくる。
今日の悩みは今日解決して、明日は新しい一日としてスタートすることがなかなかできなくなる。昨日からの頭痛を抱えて目を覚ます朝もある。
心が折れそう。と思う日もある。
…それでも毎日起きてご飯を食べて、今日も一日またがんばろうと思うのだから、人間は強い。
大人になってくると自分が何者なのかわかってくる。というか自分の限界が見えてくる。果てしなく遠い目標を目指すよりも身近にある幸せを大切にしたくなる。
自分を変えることも難しくなってくる。自分が苦手だなと思う人や自分を必ずしも良く思っていない人の数も増えてくる。
自分以外のことに振り回されることも増えてくる。近しい人が体調を崩したり、苦しんだりしている。人の死に向き合うことが以前より多くなってくる。
今日の悩みは今日解決して、明日は新しい一日としてスタートすることがなかなかできなくなる。昨日からの頭痛を抱えて目を覚ます朝もある。
心が折れそう。と思う日もある。
…それでも毎日起きてご飯を食べて、今日も一日またがんばろうと思うのだから、人間は強い。
2010年03月10日
日々勉強
翻訳をしていて何度か“based off”という表現を見かけた。コンテクストから考えると明らかにbased onなので最初はtypoかと思ったが何回も出てくる。気になったので英辞郎で調べてみたけれど載っていないので直接外人に聞いてみることにした。そうしたらbased onとbased offは同じ意味で使うそうだ。ただbased offの場合はそのあとにofをつけなくてはいけないそうで、言いにくいけれどbased off of〜という使い方になるそうだ。彼はbased off ofという言い方をするのはアメリカ南部出身者が多いといっていた。(なぜかはわからない)ちょっとしたことだけど、なんか感動。言葉って面白いなと思った。
2010年03月06日
神楽坂ランチ
2010年03月04日
To clean fish
「魚をさばく」という意味だそうである。こういうさりげない表現をしらないんだから純ジャパって本当にイヤよね、と思っても知らないものは知らないんだから仕方がない。一つ一つ覚えるしか術はない。昨日は天気がよかったのでこういう日は仕事なんかしないでビーチでも行きたいねと外人と話をしていて彼が“I like fishing but I cannot clean fish”といったので、へえ〜そういう風に言うのか、と感心してしまった。こういった英語表現は社説にはでてこなさそうだし、知らないで一生終わってしまう場合もあるんだろうな。
2010年03月01日
マフィンタイム
スカイプ英会話を始めてもうすぐ2か月。一通り色々な先生と話をして自分のお気に入りの先生もある程度把握できるようになった。相手も私のことを覚えていてくれるので自己紹介に余計な時間を費やすこともなくスムーズにレッスンが受けられるようになってきた。最初は取れるコマ数はすべて取らないともったいないような気がして何でもかんでも予約を入れていたが、相性の合わない先生と話すのは時間の無駄以外何物でもないこともわかったし、自分が非常に疲れているときにレッスンを受けるとあまりいい結果がでないこともわかってきた。ところで今日先生と話をしていたら、どうやらこのスカイプ英会話はビギナーの人が多くとっているらしいことがわかった。そこで私のように通訳の仕事をしている人間が何故ここでレッスンを受けているのか、と先生の間で話題になっているらしいのだ。今日レッスンを受けた先生に「怒らないでほしいんだけど私たち講師の間ではあなたとのレッスンを“マフィンタイム”って呼んでいるの。だからあなたからの予約が入ると講師は“今日はマフィンタイムがあるわ!”って言っているのよ」と言われた。もしかして私、有名人かも。